とにかく太郎さんって元気な人でした。恋愛するとパワーが倍増するんでしょうか？太郎さんの奥さんへのアリバイ作りに一緒に行ったフィリピン・ボラカイ旅行は楽しかったし、なぜか男二人でボラカイでたくさんアリバイの証拠写真をたくさん撮影して・・・　いま考えると笑っちゃう話です。

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優しくてまじめな性格な人ほどフィリピーナの愛にのめり込んでいってしまうのか、彼女がフィリピンに帰国しても一途な愛を続ける太郎さん、その当時、フィリピンに１度しか遊びに行ったことがないのに、ものすごくタガログ語が上手でした。本を読んで独学で覚えた割にはベテランのレベル。

そんな感じの人柄なので、フィリピンパブに飲みに行くと「クーヤ、ベテラン ナ～」って言われて、いつも「アサワ モ　フィリピーナ？」って聞かれていました。本当に奥さんがフィリピーナだったら、フィリピンパブに飲みに行ってたら大騒ぎになります、なんでそんなことを聞くのかな？と不思議に思ったものです。

太郎さんはフィリピンパブに行くと彼女との恋愛をお店の女の子に相談していました。普通だったら自分に引っ掛かりそうな女の子を探すとかするんですが、ここにも太郎さんの真面目な人柄が出てきます。でも聞く相手が悪いというか、答える相手によっては「彼女おかしいよ、騙されているんじゃないの？」という子もいれば、「真面目に付き合ってるね」という子もいるので、フィリピン人が同胞を擁護する答えじゃ参考には全くならなかったというのが結論。それでも飲み屋の会話で楽しめたんじゃないだろうか。

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