フィリピン移住&ビジネス


海外移住したら現地で商売を始め収入を得よう、手持ちの現預金を取り崩して年金受給年齢まで待つには時間が長すぎる、もともと仕事一筋だった川村さんは何をするにも熱血的で真面目なタイプの性格。ところが英語がわからない、タガログ語がわからない、いつも外国人妻と一緒じゃないと契約も人材募集もできなかった。

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まず、ティラピア養殖池を探すが方法がわからない。フィリピーナ妻が誰かから聞いてきて、養殖池があるというので一緒に見に行き借りることを契約した。次にケアワーカーが必要、毎日養殖池でエサを与えたり、ティラピアの面倒をみる人間を探す。これも妻がどこからかツテで知り合いのフィリピーノを雇うことに決まった。

こうして商売を始めるにも全てフィリピン妻が一緒にいないと進まない、資金は川村さん、全般は奥さんがすることになった。最初のうちは一緒に養殖池に奥さん共々、様子を見に出掛けて行ったのだが女性には、暑い、魚に興味ない、面倒だったのだろう、次第に川村さんだけが行くようになった。

ティラピア養殖は順調に進んでいるように見えた、サイズが大きくなったら収穫して市場の鮮魚業者に売りつける手はずにはっているという。ところが不思議と、この商売は続けてても利益が出ない。養殖池のティラピアが盗まれているという・・・

そこで監視小屋を作り、ワーカーをそこに住込みにさせた、ところがあまり効果は無かった。

早い話、だれかがどこかで不正をしているのか
不思議なことに採算プラスマイナスゼロか、ちょっとの赤字になる

利益という実益が無いがたまにティラピアはただで手に入るので
フィリピン人に仕事を与えているという役に立てばで続けてることになった

そして別の商売案件をフィリピン妻が持ってきた
今度は美容室だという、川村さんは経験の無い業種だったが承諾した

ずっと後になってだが、ティラピア養殖事業がなぜ利益が出ず、採算がトントンで続いたのか理由がわかった。結果的には賃貸料、コストなどを奥さんが懐に抜いてたからだ。ワーカーの給料もフィリピン人オーナーだったら安い給料なのに、ここも普通より高い給料だった、しかし大きな赤字にするとビジネスがストップしてしまうので微妙なところを調整していたらしい。

こんなことは知らずに川村さんは次の商売に入ってくことになった。

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